衣笠駅ロータリーから徒歩1分ほどの場所に「衣笠駅1分図書館」があります。

レトロな雰囲気があるアパートは、以前あった工場の寮だったのだそうです。そんな昭和の雰囲気が漂う建物の階段をあがっていくと、突然、並べられた本たちで出迎えられます。看板には「こどもと若者の図書館」と書かれています。

室内には児童書や絵本、小説やビジネス書などジャンル問わずの本が並んでいました。「衣笠駅１分図書館」は北川幸子さんが運営されている私設図書館です。

子どもたちに安心できる場所を作りたいと、１年ほど前にオープンされたそうで、午前中は子連れの方が利用したり、午後になると学校帰りの小学生、夕方になると高校生が勉強をしに訪れたりとしているそうです。開放日は不定期で、９時から１８時。

安心できる場と考えたときに、お茶を飲めるカフェなども考えられたそうですが、サービスを提供する場よりも来てくれる子供たちと対等の立場になる施設がいいなと思ったそうです。そこで考えたのが「図書館」で、子どもたちが本を読んで何か情報を得たり、何かが出来る場所になってほしいと思い、そうなるには本が繋いでくれると思ったそうです。

本も最初からたくさんあったわけではなく、子どもたちの役に立つなら！と近隣の方々が寄贈してくれた大切な本たちだそうです。

図書館だけでなく、第一土曜日と第三火曜日は「まちの保健室」も開催されているそうで、コミュニティナースの方が身近な相談場所として健康へのお悩みや困りごとに気軽に相談できる場としているそうです。また、不定期でリース作りや、読み聞かせなども開催されているそうです。子どもたちが家以外での場所で、安心していられる「図書館」。開放日にふらっと行ってみてはいかがでしょうか？？

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