【横須賀市】「浦賀の渡し」が民間企業に事業譲渡、利用料金の改定と運航時間の変更が行われます
横須賀市は、民間企業の株式会社トライアングルへ「浦賀の渡し」事業を譲渡するための基本協定書を締結しました。2022年4月1日から、利用料金の改定と運航時間の変更が行われます。
「浦賀の渡し」は浦賀港の東西を結ぶ航路であり、近隣住民の貴重な移動手段として、また浦賀の町を巡るための観光航路として利用されています。現在は、維持管理事業を横須賀市が行い、運航事業を株式会社ミウラ総建が担当しています。
採算性および市税投入の是非により航路廃止が危ぶまれていたことから、2022年4月1日から、「猿島航路」や「Yokosuka軍港めぐり」を運営している民間企業の株式会社トライアングルが事業を継続することになりました。それにともない、運賃表と運行時間に変更があります。
【改定前の運賃表】
- 大人:200円
- 小・中学生:100円
- 未就学児:大人1人につき1人まで無料(2人以上は小・中学生料金)
- 1歳未満:無料
- その他・自転車等:50円
- ベビーカー・ペット:無料
【改定後の運賃表】
- 大人1名につき:400円(市民割適用200円)
- 小人1名につき:200円(市民割適用100円)
- 未就学児:大人1名につき1名まで無料
- 1歳未満:無料
- 自転車および大きな荷物1個につき:50円(各種割引対象外)
横須賀市民は「市民割」を適用して、現在と同じ金額で利用が可能です。また「障がい者割」により障がい者本人および介助者1名まで半額になります。「市民割」と「障がい者割」は併用可能です。
現在の運航時間は、12時から13時はお昼休みになっていますが、2022年4月1日からは、12時から13時も運航します。
運航の詳細につきましては現在調整中とのことですが、「1DayPass」の導入も予定されています。
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