【横須賀市】三浦一族の支城「怒田城址」まで歴史散歩に行ってきました!
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場している三浦氏。今回は三浦氏の本拠地・衣笠城の支城「怒田城址(ぬたじょうし)」に行ってきました!
場所は京急久里浜駅から徒歩約20分。平作川を越えた先に広がる吉井の住宅街、踏切の脇の道から向かっていきます。写真では踏切の向こう側の台地が怒田城址です。
民家の脇の掲示板が立っている場所から坂道を登っていきます。
現在は舗装されていますが、三浦の武士たちは自然の山道を登っていたんですよね。歴史のロマンを感じます。
台地の上は石畳の道が敷かれていて、散歩コースになっています。私が訪れたときにも、犬の散歩をされている方がたくさんいらっしゃいました。
怒田城址は「吉井貝塚を中心とした遺跡」として、神奈川県指定史跡になっています。縄文時代早期から古墳時代後期までの土器・石器・骨角器、住居跡が出土しています。
「貝塚」とは昔の人々がごみを捨てていた場所です。
こちらは弥生時代後期から古墳時代前期の竪穴住居跡。エリアが杭で区切られています。
こちらが怒田城の空堀跡です。1992年の発掘調査で2つの空堀とその間を掘り起こした土橋が発見されています。
衣笠合戦の際に、三浦義澄は本拠地の衣笠城から脱出して、三浦氏の水軍基地である怒田城に逃れました。そして、源頼朝と合流するために房総半島を目指しますが、その際に怒田城の船を利用したといわれています。三浦水軍の船が停まっていた場所は「船蔵」と呼ばれ、今でも「舟倉」の地名が残っています。
台地からは久里浜の景色を眺めることができます。
怒田城址の「御城印(ごじょういん)」は、浦賀駅から徒歩2分のカフェレストラン「クールクラン浦賀」で販売されています。他にも浦賀城、衣笠城、三崎城の御城印があります。
みなさんも怒田城址を歩きながら三浦氏の歴史を感じてみてはいかがでしょうか?
怒田城址はこちら↓
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