【横須賀市】話題となっている日産追浜工場閉鎖のニュース。しかし、新しく生まれ変わろうとしている追浜にも注目。
日産自動車が発表した、横須賀市にある追浜工場における車両生産を2027年度末に終了し、生産機能を日産自動車九州株式会社へ移管・統合するとのニュース。横須賀市のホームページによる市長のコメントでは、
今回の発表では、追浜地区内の総合研究所GRANDRIVE、衝突試験場、追浜専用ふ頭などの機能については、継続するとの内容ですが、雇用の中心となる生産拠点がなくなることは、地元市長として大変残念でなりません。
市民や地元関係者は、日産自動車の経営再建計画が発表されて以降、さまざまな不安を抱えてきております。
今後、日産自動車には、その工場跡地をどのように活用していくかも含め、丁寧な説明をしていただくことはもとより、できる限り速やかに公表していただきたいと思います。
横須賀市としては、工場で働く従業員の皆様や取引先をはじめ、地元の追浜地域への影響が最小限となるよう、関係機関と連携して必要な支援や対応に全力を尽くしてまいります。
とのことです。
なお、2025年7月16日(水)に市長を筆頭とする関係部局による庁内緊急対策会議を開催され、会議においては、今後の対策を協議し、2025年7月16日(水)から市役所と横須賀商工会議所に特別相談窓口が設置されました。
相談窓口
1.横須賀市役所 経済部経済企画課
横須賀市小川町11番地・横須賀市役所本館1号館4階
・平日8時30分から17時15分まで
2.横須賀商工会議所 産業・地域活性課
横須賀市平成町2丁目14番4
・平日午前9時から17時まで工場で働く従業員の方や取引先をはじめ、地元の追浜地域への影響が最小限となるよう、関係機関と連携して、必要な支援や対応に全力を尽くしていく。とのことです。
しかし、追浜駅周辺では現在、複数の事業が同時に進行しており、まちが大きく変化しようとしています。
追浜えき・まち・みちデザインセンター(サンビーチ追浜4階)では、まちの将来像を描く「追浜えき・まち・みちビジョン」を2025年3月に策定。2025年6月には「追浜駅交通結節点整備事業計画」(国土交通省・横須賀市)が改定され、まちの未来がより具体的になってきました。今後のビジョンや事業計画の内容を市民の方と共有し、追浜の皆様がまちづくりに参加いただくきっかけとして、2025年8月3日(日)に、追浜コミュニティセンター北館にて、シンポジウムが開催されます。
追浜未来のまちづくりシンポジウム 2025
◆日時
2025年8月3日(日)14時〜16時10分
(13時30分開場)
◆会場
追浜コミュニティセンター北館・3階集会室
◆シンポジウム
・第1部(14時〜14時35分)
「ビジョンと周辺事業をふまえた、これからの追浜のまちとは」
追浜えき・まち・みちビジョンや追浜駅交通結節点整備事業計画について説明。
<開会挨拶>
羽藤 英二 氏(追浜えき・まち・みちデザインセンター センター長、東京大学大学院 工学系研究科教授)
<説明>
「追浜えき・まち・みちビジョンについて」 説明者:追浜えき・まち・みちデザインセンター
「追浜駅交通結節点整備事業計画(バスタ計画)について」 説明者:国土交通省 関東地方整備局 横浜国道事務所
・特設展示(14時35分〜15時10分)
この時間は特設展示をご自由にご覧いただけます。
・第2部(15時10分〜16時10分)
「ビジョンの実現に向けて、私たちにできること」
地域のみなさまとともに、追浜えき・まち・みちビジョンの実現に向けてひとりひとり何が出来るかを考える座談会が行われます。
<地域座談会>
ファシリテーター 羽藤 英二 氏
登壇者
神馬 彩夏 氏
(育児コミュニティ OPPAPAMAMAILE)
下澤 敏也 氏(追浜観光協会会長)
矢吹 優一郎 氏(株式会社横浜DeNAベイスターズ 野球未来創造室 野球普及・振興部)
関東学院六浦高校の学生のみなさま
追浜えき・まち・みち デザインセンター 野原 卓 氏 他
<閉会挨拶>
野原 卓 氏
(追浜えき・まち・みちデザインセンター 副センター長、ビジョン検討委員会 座長、横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院 准教授)
<特設展示コーナー>
追浜えき・まち・みちビジョンの紹介
追浜駅交通結節点整備事業の紹介
横浜国立大学都市イノベーション学府都市計画研究室 研究成果
その他まちづくりに関する展示等
シンポジウムの詳細は、チラシよりご確認ください。工場閉鎖にショックが大きい追浜地区ですが、未来に向けて新しく始まる再開発にも期待したいところではないでしょうか。
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